小さな旅

madam-cricket2008-04-06



マダムこおろぎ、しばらく日記をご無沙汰しました。
旅に出ていました。
写真のとおり、旅先の街は美しかったです・・・。



さて問題です。
こおろぎはどこに行っていたでしょうか?



そうです、こおろぎはパリをさまよっていたのです。
懐かしい街並みはあくまでも優しく、久しぶりのこおろぎを
温かく迎えてくれたのでした!




ごめんなさい。今日もウソをつきました。
こおろぎは東京にいました。
写真は渋谷です。
素敵なお店のウインドウ。お花屋さんではないのに、
ディスプレイは完璧にパリのお花屋さんでした。



資材探しと市場調査(?)、さまざまな打ち合わせ等があって
3日間の東京ライフでした。
コロ介同行。もう立派な秘書役がつとまります。
彼女、理科苦戦して第一志望の学校に落っこちるような奴ですが
本当にしっかりモノで、
ホテルに着いたらまず荷物の整理。あっというまに
周囲がきれいになって
チケット類も管理完璧。
片やこおろぎときたら、部屋に着くなりベッドもテーブルも机も
めちゃめちゃ散らかる。
JRでも飛行機でも座席の周りは足元まで
想像を超える散らかりぶり。
なぜでしょ。
これはキキも同じ。
ま、とにかく連日びっしりのスケジュールでしたが
花粉症にもやられず無事旅は終了。



東京では
コロ介の小学校時代のお友達のYちゃんとそのお母様にもお会いしました。
久しぶりのYちゃん、160センチを越え、可愛さが美しさに変わり、
美貌で名高いお母様と並ぶとその色白さとお顔立ち、ビューティフルすぎました。
お二人を前にしたこおろぎとコロ介、
姿形の不平等さに愕然としたのでした。コロ介など
色が黒いのと鼻が低いのと髪の縮れはどうやら遺伝子上リンクしているようで
まさにどんどん濃くなっているわけで
国籍不明も悪化の一途。
さらにお育ちというのでしょうか環境というのでしょうか
お嬢様学校に通うYちゃんは
田舎モノのコロ介を案内する場所として
図書館と本屋さんをお考え下さったらしい。
ああお恥ずかしくもコロ介は頭にタンポポサクランボーって感じの15歳、
109と原宿でルンルンランランお買いモノーっがご希望でした。
Yちゃんごめんなさいね・・・付来合わせてしまいました・・。
しなくてもいい社会勉強させて時間の無駄させました。
この場を借りて深くお侘びします・・・。



さてこおろぎは
エコール・ド・フルールに
美と健康の塾を計画中。今回、体操の先生とも打ち合わせ。
そう遠くない日、足がすーっと細く長くなっちゃって
足腰すっきり、二の腕きりリとなるオリジナル体操教室を
ご提案できるかも。ご期待ください。


連載の原稿はお台場のベンチで書き、新しいアイディアは
散り始めた桜を眺めながら考え、
寸暇も有効に使って充実感大。



そうそう旅先の大きな展示会場で
向こうからYちゃん母娘と並ぶ日本で1番美しい母娘がやってきました。
ああ奇跡。広島時代とてもお世話になったMさんとお母様。
何年ぶりでしょうか。その美しさは遠くからでもキラキラ。
なんでしょうか、まるで時間が止まっていたかのような
美しさと若さ。コロ介も目が点になって見とれていました。
そうかやっぱりDNAか。美しい母が美しい娘を産むわけで
色が白いのもパーツが美しいのも配列のバランスがいいのも
肌が美しいのも、スタイルがいいのも全部DNA。それ以外ない。
納得。


それにしても砂漠でダイヤを探すような奇跡的な出会いでした。
それほど広く、それほど大勢の人がいる中、
ほんの何秒かの違いで、歩く場所がほんのナンメートルか
違ったら絶対に会えませんでした。
こおろぎには時々本当にそういう「スペシャル」が起こります。




スペシャルといえば今日、コミュニケーション塾のタカギ先生の
お誕生日祝いでこおろぎとカブトムシはバエレンタルに行きました。
お店の4周年の特別メニューのランチ。いつものランチかと気軽に申し込んだら
ビュッフェスタイルでご相席。驚いているとお客様代表で乾杯のご発声をと
突然のご依頼。こおろぎとカブトムシ、アホ夫婦二人で、大好きなマダムの
お願いなので70名ほどのパーティーでご挨拶させていただきました。
こおろぎはスカートこそPAUL KAのレーシーな黒でしたが
セーターはユニクロ、ストールはキキがモロッコから買ってきたシルクとはいえ
かなり怪しいお品。カブトムシはマダムが大好きなのでちゃんとスーツ着てたけど
デッカイ姿はどうにもならず
ホントお見苦しい夫婦が失礼しちゃってすみませんでした・・・。



そして幸せだったのは、
ご相席下さったのはそれはそれは美しいマダムと
そのお弟子さん・・とでも申しましょうか、
またまたそれはそれは美しいお若いお嬢様お二人でした。
ハプニングでお会いしたお三人でしたが、劇的な出会いでありました。
理由はカツアイしますが、こおろぎ、大いに感動した時間となりました。
タカギ先生はデザートのあと大急ぎで某放送局へお仕事に!
お誕生日でいくつになられたのかは不明ですが、益々のご活躍を!
先生の新しい教室も始まります。ご期待ください。



それにしてもビュッフェスタイルのパーティーは難しい。
「食べ放題」ではないはずなのに・・・
お喋りを楽しんでいたこおろぎ夫婦とタカギ先生、ご同席の美しいお3人は
行列に遅れて、オードブルもあれもこれもデザートも全部満喫できないという
大事件に遭遇してしまいました。
絶対に人数分あったはずなのに
なにがどうしたものか、
足りなかったのでした。
残念無念。
ほかにも食べそびれた人がいたとしたら、
絶対にカブトムシが疑われたに違いないです。
今日もあの場でカブトムシよりデッカイオッサンはいなかったからです。
お料理のお味はもちろん最高でしたが、
日本人、やっぱりビュッフェは下手。
シッティングでビュッフェというのは
お客様全員が同じルールを意識していない限り難しいと痛感した次第です。



さてこおろぎにやっとエンジンがかかってきました。
明日から始動開始。
こおろぎ本も意外に早くまとまるかもしれません。
そしてお待たせしているホームページ、
管理人みのりちゃんのパソコンがとうとうおニューになったようです。
近く復帰するとのことですから、どうぞお楽しみに。



「どうしてマダムこおろぎ、なんですか?
どうしてこおろぎなんですか?」と
先日、編集者さんに聞かれました。
こおろぎにとって3冊目の本をなんとか
世にだそうとがんばってくれている彼女、
実に個性的で素敵。その彼女に真剣に聞かれました。


こおろぎがこおろぎにこだわるのは、
こおろぎの研究に没頭していたからです。
「こおろぎはなぜ鳴くか」、という世のためにも人のためにもならない
研究に青春期を費やしたからです。
そしてそのまま今があるからです。
もちろん、こおろぎはこおろぎが大好きです。
美しくもなく、目立ちもしないのに
いい声で鳴きながらメスを探すオスこおろぎ、
そしてその鳴き声で自分にふさわしい相手を探すメスこおろぎ、
ブラボーじゃないの!



そうそう先日夕食をごいっしょした新聞記者さんも
とても素敵な女性でした。
取材で名刺交換してそのままお別れしてもおかしくない関係でしたが
なぜかメールや電話のやりとりが続いて
すっかり意気投合。こおろぎの年齢の半分くらいなのに
ちゃんとお付き合いいただいて感謝。
彼女とのお喋りで、やっぱりこおろぎのすべての根本に生物学があると痛感。



春、といっても5月スタート予定の今年度、主軸はイキモノ、人間です。
夫婦、親子、家族、友達、それらこそが主役です。



さてさて久しぶりの日記なのであれもこれも書きたいところ
次回にまわしましょ。


さ、大学の準備の時間です。
大掃除も継続しながら日常に戻ります。
そうそう、新しい老眼鏡つくりました。
ひゃっ、ちょっとカッコイーっすよ。
軽いものにしてみました。
そしてこおろぎ、原宿は竹下通りで自分の洋服ゲット。
コロ介にあきれられながらマサカの試着。


「おかーさんたちってーっ フツーッ、外でェーヒマソーにィ待ってンですけどおー
お客様のばあいいいー、チョーカッコイッスヨネー、
おかーさんも着ちゃおってんですかあ?ソーユーノリっつーか、イッスよねーッ」


って、こおろぎ、金色のトウモロコシのヒゲまとめてモリモリにしちゃった
頭にティアラつけちゃって、真っ黒のお顔にチョー長いツケまつげした
店員さんに褒められちゃいました。
渋谷の109でも、コロ介そっちのけで自分の洋服さがすという
無謀さ。まさか109にこおろぎの着れる洋服などない・・・と思ったら大間違い。
あるんですわ、それが!
知性ある大人の女性が着るお洋服は売っていません。でもこおろぎ用のはあるから不思議。悲しい気もします・・・。


でも今度テレビでチョーカッコイー「何か」着てたら
竹下通りで900円で買ったモンだと思ってください・・・。
マジ、カッコイッスから!


このあいだから始めたウイルスの自己複製システムのお勉強もホントマジハマルンデスケドーっ!

さ、春は本番。東京の桜が散ったということは桜前線、大急ぎで北上中。
札幌に桜が咲くのももうすぐ!お教室のご案内も近いと思いますっ。