こおろぎ姐さん復活


このお弁当はこおろぎが作りました!


すみません、ウソです。


すぐにばれるウソです。生活美学研究科の3月のレッスンで
料亭Oに無理にお願いして作っていただいたお弁当です。
見た目以上にすばらしいお味でした。
お値段を聞いたらびっくりです!お安い!
プロが手を抜かないお弁当、とにかく一同大感激でした。
「先生、毎回ここのお弁当にしましょう!」との声ばかり。
板長さん、きっと悲鳴あげるわ・・・。



こおろぎ、顔面に携帯の跡、という悲劇を乗り越えたものの
その翌日、今度は念入りに眉を描いた朝のこと、
メイクの先生が、ラインをしっかり、とおっしゃるので
ボケた顔をなんとか凛々しく、と頑張って描いたのですが
なにかいつもと違う。あ、そうか、洗面台の電気をつけていない!
寝ぼけている上、慌ててた朝です。
パチンと電気をつけて仰天。あ、あ、赤い!
こおろぎの眉が赤い!



そうです。こおろぎは眉ズミとリップライナーを間違えたのです。
ピンクのスティックでよく似ている。太さも使いごこちもそっくり。
とはいえ、間違えるかしら、普通。


とにかく大慌てでふき取ろうとしたら、伸びた!
もー、もー、もー、忙しい朝、
こおろぎは金剛力士とか、シーサーとか、
京劇の道化師みたいな顔になってしまったのでした。
顔を洗って仕切りなおし。足元のバケツにつまづくわ、亀のたっちゃんの水槽に
イアリング落とすわ、コーヒーをひっくりかえすわ・・・。
赤い眉の朝は、それはもう大騒ぎでした。



その後も、なにやら奇妙なシャンプーでうっかり髪を洗って
顔中ヒリヒリして目も開かなくなって大騒ぎしたり・・・・


こおろぎの顔はこのところ受難続きです。


ま、慌てて暮らしているから起こることばかり。
反省。




函館のイブニングクラスがスタートしました。
すばらしいメンバーです。
2時間があっというまに過ぎてしまいました。
生活デザインコース。花も料理もファッションも、お行儀研究も・・・
と盛りだくさんです。
このメンバーで1年、楽しくお勉強していきます!



春、新しい方向で、少しずつ歩き始めました・・・。



今日、若い男性料理人の本を買ったのですが
とてもおいしそうなのに、なにやら心地が悪い。
どうしてだろうと考えて
やっと分かったのが・・・
レイアウト。料理のレイアウト。
箸の位置がめちゃめちゃ。器の置き方もルールがない。
これは料理人の問題ではなくスタイリストの知識の問題なんだわね。
2,3年前から気になり始めてたけど
そろそろ本当に大変なことになってきた。
わが家の娘達も、情けない、実に情けない、
食器の配列めちゃくちゃ。
たぶん大皿料理ばかりの日常のせい。
私が悪い。


もっとも、「絶対の」「決まり」などない。
だが、「すわり」というのがある。
機能的な、合理的な理由がある。
それが文化だ。


とにかく美しくないレイアウト。
これはいろいろな雑誌で目だってきている。
大人の責任。
そしてテーブルの不要な、異常な装飾ブームの結果でもあるわね。



食卓美学という領域、整理を急がなきゃと痛感。
いましばらくあわただしい日がつづきますが・・・



ちょいとがんばらせてもらいますう!
こんなことがでけんでどないしましょか!
かぶとむしもシスターズも関係おまへん!


って、今テレビで極道の妻たち、やってますう。
つい影響うけておりますう。


そういえばこおろぎの博士論文に極妻の研究というのが一部含まれておりますう。
よく審査を通ったと思いますう・・・。


和服にピアス、和服にネックレス、和服にサングラス、という組み合わせ、
帯の位置、髪型・・・

いやあ、着眼点はよーございましたが
まさか論文になろうとは
志麻姐さんもご想像なさらなかったことでございましょう・・・


さ、花擬(はなもどき)こおろぎ、志麻姐さんにエネルギー頂戴して
多忙な3月乗り切らせていただきますう!

どなたさんも、よろしゅーおたのもーしますう!


(注:こおろぎの苗字は花擬と決定しました。ハナモドキという同じ名前の怪しいヤツがピカチュウに登場しているようですが、こおろぎはピカチュウには登場しません)