素敵な時間


新年になってもう13日。あっというまだわ。
2007年は寒かったなーと思う。
なんだか寒かった。暑い夏も、思えばなんだか寒かった。
ケンケンを見送って、春が来て、ほぼ2年間の看病生活から復帰できず・・という言い訳をずっとしながら、ま、そういう年もあるかしら、
デッカイ研究ひとつも発表できず、
あちこち故障がみつかって、原因不明の
全身ジンマシンが1ヶ月。

けれど12月、突如こおろぎ復活した。
東京、札幌のクリスマスは感動的だった。

さて新年、こおろぎはやっぱり脱皮した。
NGはNG。
いいものはいい。
やるべきことはやる。
大人なのでちゃんとやる。
時間は無限ではないので
そのうち・・・ではなく
今やりましょ。


その程度の決意表明です。


東京もスタート切りました。
東京だけでなく全国、
今年はちょっとアグレッシブ、攻撃的に進むことにします。
花、料理にちゃんと文化とファッションしっかり加えて
さらに、人間科学部健康栄養学科の嘱託とはいえ教授としては
「健康」もしっかり加えますから。
美容もがっちり加えますから。



こおろぎ、東京で生徒さんにお顔がすっきりしたといわれました。

うふっ、うふうふっ。

効果でたのかも?


いまさらシワもシミもたるみの減りはしないけど
こおろぎ、笑顔体操、意思強く継続中。
ちょっとスクワットさぼったらすぐに
体型変わった。大反省。
今年、和服も着る予定なので
和服のためにも首、すっきりしないとね。
自ら実験中。
骨盤矯正体操の先生も今年はお教室にご登場いただくので
こちらもご期待を!

日常と非日常、メリハリ必要で
そのメリハリ、が今年のテーマだとすでに宣言した
けれど、
とんでもない非日常、ではなく、
日常のなかに素敵な非日常を見つけることが
こおろぎの仕事なのではないかと
気がついた。
ささやかな言葉遣いとか、
ほんの気持ちとか
小さな約束ごととか
日本の文化、日本の美を
日常に感じたい。


今日、銀座松屋小堀遠州展見てきた。
40分待ち。8階の会場なのに4階まで長蛇の列。入場しても
人が多くて何もみえなかった。
こおろぎの感想はあえて書かないけど


多くの人が言うように
茶道は日本の文化ではあるけれど
日本の文化の根源に茶道があるとはこおろぎは思わない。
茶道は
日本人の多数派の文化だとは思えないのだ。

日本料理の原点が懐石だという見方も
あるけれど、それもこおろぎは疑問。


懐石は茶道のものでしかない。



もてなしのこころ、
というのは確かにそうだけれど
限られた人が限られた人をもてなす


ということで



多くの日本人のコミュニケーションは
そこから生まれたものではないと思う。



日常よ、日常。
小さな日常のおいしいお茶。
これ、茶道の延長ではない。


上野にパンダが来たときのような人が小堀遠州展に
集まったのをみて
こおろぎはやっぱり思ってしまう。


茶道のもてなしのこころは
日常にどう息づいているのだろうか。


茶道をたしなむ人たちのもてなしなのよ、その文化。


なにもかもおもしろいわ。
こおろぎ組のために、こおろぎは6本の脚とステンドグラスのような翅を
大事に使って
楽しく羽ばたこうと思います。


写真は夕べの銀座。若いお友達の誕生日でした!
ジムトンプソンのタイ料理のお店。
偶然東京に来ていた彼女を囲んで女4人の
素敵な時間でした。
数ヶ国語を使いこなして旅上手な上、ホテル評論もこなしている
マスコミ系の彼女は
てきぱきと完璧なオーダー。
夕べのこおろぎのお友達は3人とも、こおろぎより20歳近く若い。
働き盛りでキラキラしていた。
彼女たちと旅の話、仕事の話、恋愛の話、経済の話、政治の話、
限りなく話がはずんでとても幸せだった。


不細工シスターズはいつも言う。
「気がついてないみたいだけど、
おかあちゃまはもう、しっかり、どっさり、ずっしりオバサンなんだからね!」
そのとーりです!
こんなこおろぎと遊んでくれて、みなさん、ありがとうね。



それにしてもですわ
老化防止にはエコール・ド・フルール!
こおろぎは別にして
みなさんどんどんきれいになる。
素敵な大先輩もたくさん!
若さは年齢ではない。
127歳までごいっしょに!