美しい時間

madam-cricket2007-12-16


明けない夜はなく、
やまない雨もなく・・・。


絶対に無理・・と思うスケジュールの中で
札幌のクリスマスを迎えた。


結果は写真の通り。

この1年、お財布と一緒に、あら失礼、
お義父様といっしょに通いつめた「をとわ」ではあるが
パーテーションを取り払ってオープンエリアにした「をとわ」は
経験していなかったので、ほんのちょっと不安だった。
でも、マネージャーのスズキさんと調理長のムナカタさんを200%信頼して
の開催。
信頼はより確かな信頼となって感動的ですらあった。




こおろぎの準備不足で受付の混乱等があったが
司会のタカギ先生、スズキさんはじめ、「をとわ」の
すべての皆様のおかげで
パーティーは無事終わった。



何をどのように書いたらよいのかわからない。
時間が美しいというのはこういうことか。

東京はみなさんの美しい手が、こおろぎの心を強く打った。
そして札幌では、1つの空間を共有する仲間を得た幸せと
流れる時間を共有できる贅沢に、こころから感謝した。


写真のバラは、オオサワ先生のオリジナルのバラ。エコール・ド・フルールが
今後お届けするかもしれない夢のように美しいバラ。
そのバラにこおろぎが生きているグリーンを添えた。
オオサワ先生のデリケートな色づかいと気品に
野生のこおろぎが立ち向かった。果敢なこおろぎも偉い。


今回はオオサワ先生のバラに加えて、こおろぎ工房のデザイナー、
ミカさんのガラスの器も話題になった。
1つ1つ、参加者のイニシャルを入れていただいた。
ミカさんに感謝。そして、箱のない器を、
1つずつせっせと割れないように包んでタグをつけた
こおろぎも偉かった!



論文書きは、諸種わけあって諦めかける情況だったが
若い助手さんとの仕事を成し遂げられなけくてどうしましょう。
本日ご参加の皆様に甘えて食卓の縁起についてのアンケートもお願いした。
お時間をいただいたお礼に、全員にご用意した毛糸のコサージュ、
これも皆様のお顔をイメージしてのラッピングは本日明け方3時まで。
受験生コロ介に手伝ってもらった。コロ介、いい仕事してくれました。



何が楽しいかといって、描いたイメージが形になる瞬間である。



今回は食卓美学コース、総合デザインコース、生活美学研究コースの方がたに3つのディスプレイテーブルを作っていただいた。
どれも完璧にプロの作品。
追ってご紹介します。
それぞれがドラマを持っていて、感動。
こおろぎはすばらしい生徒さんを持って本当に幸せです。



美しい和服でお越しになって早々、会計を引き受けてくださったKさんにも
深く感謝。
荷物運搬に力発揮してくれたKちゃんもありがとうね。



メニューに教室のロゴを入れて、個性的で素敵な「作品」に仕上げてくださった
「をとわ」のスズキさん、本来のお仕事ではないのに、午前6時までかけて
作ってくださったという。
調理長ムナカタさんも、こおろぎの限りないわがままをすべて聞き入れてくださった。



今日集ったみなさんが優しかった。
そして「をとわ」のすべてのスタッフのサービスが
満点だった。こんな店は多分、ほかにない。



一人ではない。
いつだって一人でなければ、なんとか歩いていける。


時間も空間も美しかった。
生徒さん、そして初めてお目にかかったゲストの皆様、
本当にありがとうございました。


函館新聞の記者、カサハラさんも駆けつけてくださった。
パーティーのあとこおろぎのアトリエでそのまま最終のJRまで取材。
遠いところ、ありがとうございました。
こおろぎの函館教室は新年早々、休眠から目覚めます。
どうぞよろしく。



こおろぎのママは来年、「歳女」。トシオンナってこんな字?
私ごとで恐縮だったが、エコール・ド・フルールを支えてくれてるのはママ。
みなさんにお願いして大きな拍手をママに贈っていただいた。
親不幸の娘をよくぞ支えてくれてます・・・・と、ジーンとしたところで
マイクを向けられたママ、
「38歳になります!」って、
ママ、トシオンナなら36デショーがっ!


あっぱれな83歳です。


こおろぎ、このまま次の仕事に突入します。
健康管理万全。休養もとりながら、ダラダラデレデレしながら
優しい時間を謳歌しながら、大人らしい仕事をしたいと
心から思っています。
エコール・ド・フルール札幌、美人のみの大集会、
本日無事終了!来年もきっと!