マキモノなーんだ?

madam-cricket2007-11-30


スケジュール的に不可能だと思ったのだけれど
えいっ、やあっと早起きしてJRに乗ることほぼ4時間。
連載新聞の創立10周年記念パーティーに飛び込んできました。
なにかと奇跡的。
4時間は長い思っても、その間、1時間寝て、3時間びっしりいろいろな
論文読んで、原案作って、有効。
立食パーティーは市長はじめ財界人びっしり。ほぼ山手線状態。
同じ色のスーツのおじ様たちをこんなにどっさり見たのは初めて。
オジサンたちはどうして両手をポケットに手を入れてあるくのでしょうか。
「いやーどーもどーも」という日本語の意味するところはなんなのでしょうか。
そしてみんな忙しさ自慢。これも不思議。
これから会議、これから葬儀・・
オジサンたち、そんなに忙しくはたらいているのに、
どうして街はそれほど元気にならないのでしょうか。
景気も回復せず、何も大きくかわらないのでしょうか・・・・
どうぞ、大忙しで働いて、なんとかこの港街を元気にしてください・・・。




その後、会いたい人がどっさりいたのだけど
何ヶ月も放置しているカブトムシの巣の掃除に行くことにした。
自分の家の掃除はできないのに
こおろぎ、ヨソの掃除や片付けは上手。
一人暮らしには広いとはいえ、こおろぎの荷物がないのでなんとか短時間で完了。

夕方再び同じホテルへ。せっかく来たのなら・・・と
カブトムシたちのインターナショナルイベントのフェアウェルパーティーに参加させてもらった。
懐かしいカナダの先生、アイルランドの先生と再会。
今回初めて、アメリカ水産学会の会長をなさっている
女性学者さんとお会いした。
運命的な出会いだったと思う。

多分、彼女も驚いたと思う。
彼女はもともと画家だったという。
離婚して二人のお嬢様を育てるために
サイエンスを選んだという。
あらあら、どこかで聞いたようなお話。


彼女は再婚しなかったが、
すばらしいお仕事をどっさり。
二人のお嬢様も想像を超える活躍をされ、お孫さんにも恵まれている。


私の仕事に関心をお持ちだったけれど
こおろぎの仕事など、日本語でだって説明が難しいので
それはもう大変だった。
だが、花や料理と食文化、食生活、生物学を同時に教えることは
彼女には全く不思議ではない様子だった。
それは彼女が画家だったからだと言う。

アートとサイエンスは同じよ、と言った。
そうなのよ、ホント、そうなのよ。
こおろぎの目下の興味はそこを形にすることなのだけど
彼女と話していたらきっと答えがあっさり出るような気がした。


イギリス水産学会の会長さんにもお会いした。
これまた素敵なジェントルマンだった。


懐かしいアイルランドの先生など、
何がどうしたものか、両手に合計4つ指輪してたわ。
やっぱりねえ、日本の学者さん、地味。
外見など気にしてたらいい仕事できない・・という風潮あるのかもね。
これは女性にも言えるかも。こおろぎなど若い頃は今よりずっと
チャラチャラしてたので、
論文見てもらう前に、「コイツはダメ」というレッテルどっさり貼られてたような気がする。人間外見・・・じゃない領域もあるのに。
カブトムシが目立つのはデッカイからだけでなく
ちょっとだけド派手だからかも・・・とやっと気がついた。
カブトムシはこおろぎと結婚したからド派手になったと思っている人があるけど
違う。カブトは私と出会う前はもっと派手だった。蝶ネクタイしたり、
レザーの上下でぶっ飛んであるくような趣味の悪い派手さをキープしていたようだ。
とにかくカブトもこおろぎも、すでにスタンダードってのがわからなくなってるので
どうにもならないけど、
海外の先生たちにお会いすると、人生を謳歌している様子に感動する。


思い切ってでかけてよかった。
寸暇もなくバタバタしただけだけれど、
函館は生まれ故郷。大切なお友達もたくさん。


小さい写真はカブトのパーティーのフツーのビュッフェ。
大きい写真はさらにそのあとバカ夫婦二人で行った大好きなオヤジさん(私たちより若いのに・・)のいるお寿司やさん。お腹いっぱいなので巻きものだけたのんだ。
彼の巻きものは天下逸品。いい加減な巻き方だけど
この力加減がいい。一本の細巻の半分ずつに違うものを入れて巻いてもらう。

さて問題です、これはなにが入っているでしょうか・・・


そして今朝再び4時間乗って帰札。
駅でMちゃんから東京のクラスの材料を受け取り、帰宅してすぐ
原稿を書いたらSさんがやはり東京用の材料を届けてくださった。
いつものバタバタがつづいている。


人生、笑顔ですごすに限る。今回お会いした女性学者、J先生との
時間がこおろぎをとても元気にしてくれた。


亀田君兄弟はもう忘れましょうよ。
ね、もう忘れましょうよ。
だって質問する大人のレベルがあの程度。
おもしろくなる場面もみんな避けるし、
どうせ腹立つだけなんだし。


モンゴルのお相撲さんは私、応援してたけど
もう疲れちゃいました。

日本人、今、おかしいです。
食品会社はつぎからつぎに誤る場面ばかり。
ボクサーもお相撲さんもあやまるばかり。
誤り方がいいとかわるいとか・・
そして官僚も政治かも誤るばかり。

変じゃない?


こおろぎは仕事することにします。
いい仕事することにします。
素敵な先生たちにはからずもお会いして
大いに刺激うけました。
アイルランドスコットランド、アラスカ、ハワイ・・


諸先生を訪ねる旅ができるように
がんばります・・・ってこおろぎの専門違うけれど
みなさん、こおろぎのめちゃくちゃな専門領域に
ご関心お持ちくださっているので
調査旅行にいけるよう、頑張ります・・・


それにしても、この巻きもの、チャーミング。
さーて、中身、なんでしょうか!