考えるこおろぎ

この画面にこんな姿を登場させるのは
実に全く不本意なのですが
この写真はこおろぎにとって大変深い意味があるのです・・・


みのりちゃんが撮ってくれた一枚なのですが
彼女曰く、土台ができるまでのセンセーは近寄れない気迫ありましたよだって。
こおろぎ、実はスイッチ入ったら最後、こう見えて一人前に怖いんです。
楽しく作業・・・していいときと悪いときがある。
そこんとこの線引きができることが大事。
どんな仕事も同じ。


いつごろからかなあ、フツーの人が、
あ、フツーっていうのはお笑い芸人じゃない、と言う意味で
フツーの人が「ウケを狙う」という表現つかったり
実際にウケを狙ったりするようになったのは
ホント、間違ってますから。
「ここはウケルはずなのに・・」とか
「意外とうけましたね・・」とか
不思議。
教師に検定を提案しているある団体を番組で扱ったことがあって
言葉なくしたことがある。
子供に受ける方法を
伝授していた。
相手の気持ちをつかむことは大切だけど
たんに笑をもらうというのが「ウケル」ことだと思うのは
大間違い。素人のやる「芸」ではない。
時代の風が変わりつつある。



話がそれたみたいだけど・・・
楽しい仕事、というのも同じなわけで
ただ楽しいだけ、というのは空しい。
しんどくて苦しくて悩んでつらかったけど
要するに結果でしょ。結果がよければ
あー楽しかった、ってことになるってことでしょ。


つまり、いい仕事って苦しいわけです。
この写真、こおろぎにどっさりいろんなこと教えてくれてるわけです。
この空間全部使っていいです・・・
と言われても、
ピアノの位置、照明、観客の席、安全性、花の量、竹の長さ、
そして作業する側の技術と力・・・一気に考えなければならないってことで
しかも時間は1時間。
たぶん1分にも満たない瞬間の決断だった。こういうときって
誰かの意見は聞く必要はない。自分の右脳と左脳をブレンドして
一息でイメージを作るしかない。そして責任もつしかない。


それにしてもなー
写真の角度のせいか、こおろぎの動き方のせいか、
いや、やっぱりこれが現実か。
こおろぎコロコロしてませんか?
小さいので縦横のバランス壊れすぎてませんか?
こおろぎ姫だるまみたいなカッコしてませんか?
起き上がりコボシみたいなカッコじゃないですか?
何がどうしたもんでしょうか、塗りモノの3段弁当箱みたいじゃないですか?
まずいなあ・・・
お堂の大仏にも見えてくるし、木魚にも見えてくるし・・・


こおろぎ華奢化計画強化しよーっと。


だけど、ホント、瞬間の決断、瞬間の判断、苦しい瞬間を
どれくらい経験するか、ってのが宝。どうせ私は姫だるま、
どうせ私は木魚ですけど、これからも立派な木魚として
空間演出屋としての修業を積んでいきます・・・


昨日はHTBイチオシだった。ローソンで売っている「野獣風呂」の話題もあった。
ぜひみなさんおためしを!みんなでこの秋、野獣風呂に入って
強くなりましょう!
かなり怪しいパッケージですが、なかなかの感動モンです。



そして昨日はママのラジオデビューだった。いやー感動。
ママの日本語百点満点。
司会者が緊張してるのがわかって、こおろぎ大いに嬉しかった。
やっぱり、学んでできるものとできないものがあるかも。
ママの電話インタビューは、周囲を驚嘆させました。
義父のすばらしい江戸弁と大人の日本語、ママの美しい日本語、
これ、文章化して保存しようかと思うほどでした。

この義父とママといっしょにいるのに
こおろぎの言葉はどんどん乱れてゆく。
反省・・・。さ、お洗濯して掃除してクリーニング屋さんに行って
銀行に行って病院に行ってから大学。姫だるま風木魚の写真を公開した
勇気に乾杯!これ、覚悟の公開ですから!秘蔵の一枚ですから!みなさん、魔よけの一枚になるはずですから!よーく拝むように・・・