夏休み特別企画コロ介日記VOL2



去年初夏、締め切り当日あわてて書いた作文が全国の30人に選ばれて去年のちょうど今ごろオーストラリアに行ったコロ介。家族にどこにも連れて行ってもらえない彼女は自力でバカンスに行ってきた。立派だったなあ。この写真はコロ介が撮影した一枚。上手かも・・・。
なぜか大好評のコロ介日記・・・今日も書かせてやろう・・。ドキドキ・・・。



夏休み特別企画コロ介日記 VOL2
この時期、札幌の大通はビアガーデンで大盛況だった。夏休みのコロ介は大通11丁目の向かえの塾に1日7時間、お尻が椅子にくっつきそうなくらい座って講習を受ける毎日。


これは講習が終わる2日前の悲劇だった。私、コロ介は習いたての関係代名詞と相似を忘れないように早く家に帰って復習がしたかった。次の日の塾の予習もある。『ようし!!早く帰ってやるぞう!』と塾を出ると・・・

待っていたのは父・カブトムシと・・・母・コオロギだった。昭和のアイドル並みのニッコニコの笑顔と妙なテンションのコオロギとカブトムシ。『何かたくらんでるな・・・』と嫌な予感がした。一緒に出てきた塾の友達全員、驚愕の顔。私がコオロギに親友を紹介すると、いきなりハグ。コオロギは何かと私の友達と仲良くしたがる。そんなこんなで私が『何で二人でそこにいるの?』と恐る恐る尋ねると
『今日、ビアガーデン最後だから。これから飲もう!』と元気よく返された。

私はあまりの出来事に耳を疑い、ただただ呆れた。何度も言うけど私は受験生。この日午後8時30分から始まった我が家のビアガーデン騒ぎは午後10時まで続いた。
我が家は、カートゥーンネットワークから飛び出したようなキャラの濃さだ。コオロギにハグされた塾の親友は、あほなこおろぎかあさんにも驚いたが、暗がりならヨーロッパ風の顔立ちみえなくもないカブトムシのでっかさと迫力にも驚いたとのこと。


今日はこの父カブトムシの話をしよう。コロ介12歳の冬。函館のおすし屋さんでウニの握りを食べようとしていた横で、ウニの染色体の話のほか、口はどこにあって、精巣はどこで・・みたいな話を長々と大声で始めた。今から食べようとしているものの生態を語られる身になってほしかった。生まれて初めて、ウニを美味しくないと思った瞬間だった。
いつもそうだ。魚関係の質問をすると、場所をかまわず演説を始める。
たとえば「アリストートルのチョウチンについてだなあ・・」って話、誰がわかる?


H/k(話は変わるけど・・のマーク。こおろぎはしらないだろーなー)
コロ介の顔は全体に緊張感がなく(とこおろぎは言う)、自分でも情けない感じに仕上がっていると思う。この顔の問題点には言われなくても気付いてる。なのにコオロギは私の顔を見るたび、『もっと、私に似れば可愛かったのに、残念だね。気の毒だよね、不公平だよね』と言う。彼女の中でなぜか自分はいつも頂点なのだ。グラビアアイドルにさえライバル意識をもってものすごく評価が厳しい。今はリアディゾンがライバルらしい。今のところ一位こおろぎ、2位リアディゾン、3位沢尻エリカらしい。どうなの?これ。


コロ介は知っている。すで市販されている化粧品では飽き足らず、通販に手広く手を出しているのを知っている。いつかコロ介は必ずこおろぎを見返して笑ってやりたい。もうすぐボロボロになる。時間の問題だ。毎日毎日不細工シスターズと笑う母。今に見てろ・・・。




以上ーコロ介でした!続くっっっ・・・これから社会の宿題です。母が邪魔して今夜も勉強ができません・・・・


★上記、立派なコロ介の文章にうっ、うっ、ううっ・・・・・

本当は恩師日高敏隆先生と再会した感動的な話を書く予定だったけど
うっ、うっ・・
く、く、くやしいい・・・・・・