正義は勝つ・・・？
日帰りの函館はきつい。楽勝の日もあるけれどしんどいことも多い。
雨風の中だったが、函館駅にＳさんが珈琲研究中のこおろぎのためにまたサンプルを届けてくださった。幸せ。
仕事場でいくつかの悩み解決。以前ちゃぶ台ひっくり返して大暴れしたこおろぎは自己嫌悪で沈んでいたが、ある人に言われた。「先生は正しい・・」。組織にいれば言えないことがどっさり。私の大暴れは少しはどこかで役にたったのかもしれない。
ぐったりして帰宅したら産経新聞におもしろい記事発見。
宮沢賢治の詩の現代版。どこかの校長先生が作ったものを岩手の小児科医が学会で発表したものだという。こおろぎは宮澤賢治が猛烈に苦手だが、この詩は評価したい。
実に名作。
今日のブログで紹介しておきたい。
雨ニモアテズ 風ニモアテズ
雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ
ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ
意欲モナク 体力モナク
イツモブツブツ 不満ヲイッテイル
毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ
朝カラ アクビヲシ 集会ガアレバ 貧血ヲオコシ
アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ
作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ
リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ
東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ
西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ
南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ
北ニケンカヤ訴訟（裁判）ガアレバ ナガメテカカワラズ
日照リノトキハ 冷房ヲツケ
ミンナニ 勉強勉強トイワレ
叱ラレモセズ コワイモノモシラズ
コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ
賢治が生まれて１００年あまり。そのころ日本中はどこも貧しかった。
今日の写真は尾道の御茶屋さん。美しかった。台風を避けて何とか行きたいのだけど。
時間を調整して勉強もしなければ。総説を書くことを進めれれて、帰りのＪＲで論文（総説）3本読んできたが全くわからない内容だった。でも総説の手法をまなんで とにかく書こうと思う。
正義は勝つ。おとなげない喧嘩して不快な気持ちが続いていたが、見ていてくれた人がいた。すくわれた。正義は勝つ。一条の光を得た。
さ、明日からまたわがままいっぱいラッタッタ！雨にも負けて、風にも負けて、
夏の暑さにも冬の寒さにも負けちゃう私に幸あれ・・・・
