今日のJR


朝早いJRで函館へ。行きは身の程考えて普通車。きれいな車両なのでOK。
ああ、ああ、ああ、だのに、新札幌からオバサンの群れが12人。
なんだ?なんだ?それがまた大騒ぎ。びっくりさ、もー。
トシのころなら50代から70代。身ぎれいな、おしゃれな、美しくさえある人も混じる群れ。ああ、ああ、ああ、ああ・・・

指定席に座るやいなやお菓子の交換。信じられない。全員がかわるがわる立ち上がって配るわ配るわ!キットカット、亀田のあられ、カキピー、ノースマン、エンゼルパイ・・・ドンだけ食べる気?!配るたびに歓声。
日本の人間関係は贈答に尽きるのだと確信。自己の存在を表現して自分自身で確認するには「モノ」を渡すしかないのだ。オバサンたち、仲良しなんでしょ?いまさらエンゼルパイのやり取りしなくていいんじゃないの?
このまま函館まで行くんだろーか。
喋るわ、笑うわ、大騒ぎ。
日ごろ、今の若者を批判し放題なんでしょうが!嫁の悪口くらい朝飯前なんでしょうが!この騒ぎはなんなのさ!
本が読めない。私だけではない、車内のおじさんたちみんな立ち上がってみてる人もいるほど。でもこれから仕事のあるおじさんたちはいらないトラブルは避けたい。こおろぎも避けたい。でも30分我慢したけど、騒ぎは大きくなるばかり。そこに車掌さんがとおりかかったので、注意していただきたい旨、お願いした。ハイ、と確かに彼は答えたのに、検札にだけ行って注意せず。あったまにきた!
んもー、グリーン車なら車掌さんもアテンダントさんも絶対に注意してくれる。格差だ、格差、普通車の客をなめんなよ!

ま、オバサンたち、所詮トシなのでだんだんトーンダウン。あと10分騒いだら、5号車代表してご忠告に登場しようと心決めたとき、洞爺に到着。おばさんたち大慌てで下車。いったい何の団体だったんだろーか。世話役みたいな若手(と言っても50代後半)がまた声がデッカかった。


ああ、ああ、ああ・・・。女は群れてはいけない。お友達同士楽しむのはいい。しかし「群れ」だと思われてはだめ。このあいだも、某貴金属店のフェアで、オバサン5人組みが大騒ぎしていた。
「あら、これ、さっちゃんにぴったり!」だと?
さっちゃんって顔か!
「いやー、アサちゃんは大ブリのアクセサリー似合うわよねー」って
アサちゃんはお顔も大ブリだからですっ!


どんなにトシをとっても、ウエストゴムのスカートははいてはいけない。
ストレッチジーンンズで人前に出てはいけない。
折りたためる帽子も絶対にダメ。帽子は型が崩れないようにかぶるから帽子なのだ。崩れていいものは頬被り(ほっかぶり)という。折りたためる帽子は帽子ではなく、ほっかぶりの延長上のものである。(注:一人でスーパーに行くときは可)。


こおろぎは断然機嫌が悪い。
新札幌から洞爺までの時間を返せ!
注意して欲しいという客の要望、今回はわがままなこおろぎの希望ではなく、5号車全員の要望だったにもかかわらず、無視した車掌!

日本がだめになったとしたら、やっぱりあのオバサン世代が崩したのだ。
エストゴムのスカートやストレッチジーンズに甘える神経が日本を脆弱にした。戦争をちょっとでも知ってるのなら、折りたたみ帽子は被ってはいけない・・・・かどうかはわからないけど、群れて騒ぐは日本の恥!

札幌から日帰りの函館、片道3時間半。今日も大騒ぎだった。


写真は園芸の町、恵庭駅構内。文教大学の駅である。いつもハーブの寄せ植を手入れして飾っている。立派。