さみしい男たち


おいしそうなプリン!
先日の丸の内、ラビラントのデザートの一つ。


東京での3日間はパリの10日間にも匹敵するリラックスだった。
でもすぐ引き戻された現実。あわただしい日々が待ってたわ。


今日は午後函館短大の授業。午後の2コマはエネルギーが必要。
終えてJRに飛び乗って札幌へ。鰊弁当たべながらパソコンに向かう。

ああ、ああ、ああ・・・うるさい悪がきも、泣き喚くベイビーも、あんぽんたんのお母さんもいなかったのに、


モー、モー、モー、こおろぎはウシさんになってしまいたいほど落胆した。今回はオッサングループに悩まされたのよ。3人組。声がデッカイ。その話題がせこすぎる。


ANAの格安チケットの買い方の話ならまだいい。
でも東京出張のとき転勤した部下のところに泊まれといわれたから泊まったという話あたりから情けなくなった。遠慮したらホテル代を還元してくれたらいいと言われたとういう。7000円くらいのホテル代を払うつもりになれば3000円程度のみやげをもっていけば、得だ・・・・って、大の大人がけち臭い!そもそも7000円のホテル代ってT横インクラスだけど、おじさん、ホテルに泊まんなよ・・・。ま、上司を泊めて、ホテル代を還元してくれ、という部下も部下。情けない。どんな会社なの?


もっと情けないのが、自動販売機でオロナミンCやポカリスエットを買ったときの領収書はもらえないのが不満だというのよ。
さらにさらに情けないのが、イカめし買っても領収書もらえなかったって。



思わず振り返ったわね。見れば40代でそこそこの格好してるおじさん3人。頭髪はかなり失ってはいた。声がものすごく大きい。とにかく話題がせこすぎる。


昨夜、こおろぎは10年ぶりに古い友達に会った。最近、アメリカの某高級住宅地に何千だか何万平米だかの土地を買ったのだけど、アメリカ人のご主人の気が変わって売ったら何万ドルか儲かっちゃったと笑ってた。家を建てたら縛られてしまう。それがいやだから、夫婦で世界のリゾート地を渡りあるいて老後を過ごすことに決めたんだって。実に豪快で素敵なご夫妻。桁違いの生活だけど、それなりの努力の積み重ねの結果。培った品格と人格。素晴らしかった。



ソレに比べて、自動販売機のポカリスエットの領収書が欲しい?イカめしの領収書がないと経理からお金がもらえない?情けない、実に情けない。イカめしの領収書の話で30分くらいおじさん3人が話すこと自体がおかしくないの?


日本の経済はこの人たちが支えているのだろうか。だとしたら、絶対に危ない。
イカめしが何千万人いてもだめでしょうよ。
電車に乗ったらすぐに靴を脱いでビール飲み始める油断がまずい。
そもそも大人は群れてはいけない。
もっとだめなのは自動販売機に領収書を求めてはいけない・・・
イカめし男たちはどんな老後を向かえるのだろうか。妻達に言いたい。年金調べてすみやかに別れたほうがいい。ホント、定年後、今日は東急デーだからサランラップを2本買おうとか、モーニングセールでモヤシとマルちゃんの焼そば買おうとか、結婚して40年我慢しても猛烈にせこい老後が待ってるのよ・・

妻たちに幸あれ・・・