水曜日

ケンケンの日、水曜日、不思議な日だった。
写真は函館新聞にも使った?いえいえ、微妙に違う。どこが違う?


<悲しかったこと>
自分のことタナにあげていつも思うことがある。
嫌な奴っている。
  ?誤らない大人
  ?言動の軽薄な男
  ?いつ会っても悪口とグチしか言わない奴

今日はこの3タイプ全員に会ってしまった。



<おいしかったもの>
某デパートの地下のお蕎麦を一人で食べた。
どこのお蕎麦がすきですか、とよく聞かれる。みなさん、なんとか庵だとか、何とか屋だとか、ごひいきのお店がある。だから私がデパ地下の○○というとみんな唖然となさる。どうしてだろう。
「味が分かる奴かと思ったけどそうでもないんだね」ということなのだろう。
いろいろ食べタ結果、今のところこおろぎは○○の卵とじ蕎麦が一番好き。


あのサー、いつかも書いたけど、喜劇王Cプリンが嫌いだとか、コント出身のH本K一の芸風が嫌だとか、MザワKジの童話が泣きたいほど嫌いだというのが言いずらいように、デパ地下の○○のお蕎麦が好きだというのも言いずらい。不思議だなあ・・・。


<欲しかったもの>
erreunoのジャケット。半額になってたけど、ああ、ああ、ああっ・・・・たっかーっ。半額でもハワイにいけちゃうほど高い。でも似合っちゃってたんだけどなー。イタリアモンは素材がいい。カットもいい。
いつかきっと、欲しいイタリアモンに出会ったとき、もしそれが半額だったら、せめてリボ払いで買える身分になろう。立派な人になろう。そう心に決めた。それほど素敵な素材とカットだった。久しぶりに古着ではないモノにときめいた。こおろぎ建材。健康をとりもどしつつある。


<うれしくて・せつなかったこと>
時々とはいえ、1年以上テレビに出ていると、時々声をかけられることがある。
先日は、古着屋さんでオバサンたちに声をかけていただき、思わず見栄を張って300円のスカートを買わずに来た。
今日は素敵なマダムがじっとこちらを見ていらしたから、お知り合いかと思ってにっこり笑ったら、「テレビで見てます」といわれてあわてた。
こおろぎのありあわせの洋服を絶賛してくださった。大恐縮。自前の洋服を着るわけで、もちろん限りがある。アホなこおろぎのコメントはアホなので、せめてこんな洋服でも褒めていただくと嬉しい。こおろぎが着ているものを見るのが楽しみだと、ここ数回続いて言われた。クロかシロのジャケットの着まわしなのになあ。困ったなー。今日の彼女は私の短い髪もいいと言ってくださった。帽子をかぶっていたが彼女もショートヘア。
「そちら様もお似合いですね」と言ったら、
抗がん剤を使って以来、髪が減ってしまって」と微笑んだ。
こおろぎは自分の体調を案じていたときだったので言葉を失った。
ついつい長いお喋りになった。優しい人だった。
「どうぞがんばっていい仕事を続けてくださいね。いつも見てますからね。」と彼女は言った。「やっぱり素敵な人だったわ」と彼女はこおろぎが思わずブティックの大サボテンに登ってしまうほどのお世辞を重ねてくださった。こおろぎが歯の浮くお世辞に弱いことを見抜いたに違いない。

「そちら様もどうぞお元気で、お体大切に!」そう言った時、胸がいっぱいになった。こおろぎはこのところ涙もろい。せめてお名前を聞こうか・・・。いつ出るかわからないこおろぎを待ってテレビの前に座ってくださるという。病気のことも忘れちゃうのよなどと言われて涙がでそうになったとき、彼女は言った。

STVですよね?」
「え?いえいえ!」と慌てたら
「HBCでしたっけ?」とまた違う。
思わず大きな声で
「HTB!北海道テレビ、イチオシです!」と叫んでしまった。店員さんが振り向いた。

あああ・・・ちょっと力がぬけちゃったけど、私は彼女の笑顔を忘れない。


<困ったこと>
「西海岸 東国原 北酒場
というつまらない句を聞いてしまった。耳から離れない。困った。

<真夜中のカレー>
二日留守になるのでカレーを作っている。魔法使いのおばあさん状態。
真夜中にトリの足を何本もグツグツ煮ている・・・。
今日はラタトゥイユのソースを入れて煮てみた。ひどく品のよい味に仕上がった。不細工シスターズがあまりの匂いですぐに食べようと提案。一晩寝かさなければダメ。でもなー魔法かけすぎてトリの足、全部とけてしまった・・・。困ったなー・・・西海岸 東国原 北酒場・・・