小声のこおろぎ

madam-cricket2007-02-20

カブトムシが高熱を出した。せっかく休養に帰ってきたのに、築地の倉庫のマグロ状態。お気の毒。からだがデッカイのでフツーの量の薬は効かないんじゃないかと心配したけど、なんとか回復。

こおろぎは昨年末から耳不調。近所の耳鼻科で右耳だけ聞こえすぎという診断。不思議ですねえと言われたけど、ケンケンの声をどこにいてもキャッチできるように進化したのだと思う、とは言えなかった。でも不思議なほどケンケンのどんな小さな声も、カサコソっというタオルの音も、家中のどこにいても私には聞こえた。不思議でならない。
舌の感覚も不調で、こちらは過労からといわれたけど心配で、昨日別の病院へ。検査開始。たぶん大丈夫。それより喉が傷んでいるといわれた。ポリープはないけれど使いすぎ禁止。大学は250人相手なのでマイクがあるけどそれでも大声。シスターズ怒鳴るときも大声。ちょっと小声のこおろぎになろう。カラオケも当分だめか・・・。


神経痛による左足の激痛は10日以上続いて治った。ビタミンB12もよかったと思う。



大学の試験の採点終えた。頭痛かったわ・・・。どうして勉強しないんだろうなあ・・・というのが半分。ご立派!という答案が半分。
これは格差?違う違う、ただの差。
努力の差、気持ちの差。


築地のマグロがころがりこんだので時間がない中、ドンキホーテ全幕を観た。次女コロちゃんの先生たちやお友達もオーディションで出演していた。ゲストの主役下村由理恵さんのキトリが最高だった。観終わって涙が出た。マラーホフ以来の感動。札幌交響楽団の演奏もよかった。
やっぱり音楽はいい。バレエもいい。忘れていた感覚器官が振動するような思いだった。
コロ介も大感激していた。外に出たとき二人で誓った。
「ちょいと痩せようぜ」
こおろぎは二の腕をなんとかすることを固く誓ったのでした。このままなら二の腕で飛び立つことさえ可能かも。こっそり体操を始めた。
うふっ。夏までに細くしてみせますわ・・。


街で和犬をみかけるとひとりでに涙がでる。
ケンケンほどの駄犬はそういないけれど、けなげに歩くワンコに会うと
ひとりでに涙がでる。
私も年をとったものだ。


次女コロ介が「クラスのM君がさー、おまえ、ほんと、ぶっさいくだなーって言うんだよ」と嘆く。やっぱり誰が見ても不細工なんだわ、とも言えずにいたら
長女キキちゃんが「私なんかさー、部活の男の子に、このあいだ、キキちゃんって10段階なら2だねっていわれたよ!」と一言。言葉なくした母でした。
お金ためて韓国へ美の旅に行こう!


あちこち修理がスタートしたこおろぎ、明日から復活予定。