蛍になったこおろぎ

madam-cricket2007-01-16

お尻に火、ちがうか、蛍は火ではなく灯かしら、大変大変、こおろぎのお尻には火がついてロケット状態で大慌て。25日締め切りの論文が書けない。農学部出発、理学部経由で家政学部で学んだのがとにかく間違いってもんだわ。理系、文系という分け方ってナンセンスだけど、つくづく頭の構造は理系だわ、いや、理系の修行が長かった。
辛いつらい。この文系資料の山をこなすの。食卓作法の変遷なんて、古今東西、いろんな人が語ってるわけで、新しいことなんて何も書けなくなってしまった。こおろぎの視線があったはずなんだけどなあ。大学の千晶ちゃんとあと1週間頑張るしかないのだけど、専念できないのが現実。他の仕事もびっしりの一週間。さて、どうするどうする?


ケンケンは元気・・・というか、安定して暮らしてくれている。快眠快食快便。理想的な暮らし。歩けないけど床擦れなし。立派な介護してるわ、こおろぎ一家。

そんな大慌ての日々なのに、先日カブトムシが帰ってきたときマキコと3人でバエレンタルでディナーした。シェフとマダムがちょっと遅い誕生祝いにシャンパンとケーキ、マキコにもお祝を。忙中閑あり。気が違う一歩手前で息を吹き返した。


ペコちゃんが大変。全く何やってんだろうーなー、大人たち。あっちでもこっちでも
大の大人の不祥事ばかり。うんざりするニュースばかり。そんな中、夕張の成人式が光ったけど、意識の低い若い札幌出身の政治家(と呼ぶのもいやだわ)が夕張に乗り込んでヒンシュクかってたっけなあ。あの夕張の成人式をあそこまでやった若い人たちに乾杯!ただ、ご挨拶していたかわいい女の子、あなたの涙にオバサンはもらい泣きしました。でも涙拭くハンカチは茶色のタオル地ではなく、白い木綿がよかったわ・・・と全くオバサン的視線。そんなところに眼が留まった私が情けなかったわ。ごめんなさいね、目下、礼儀作法の研究中ゆえ、小姑根性しかないのだわ・・・。全く職業病的思考で冠婚葬祭や食事場面でぴりぴり。辛い。


青いハンカチの元高校球児が驚くほど肥大成長していて驚いた。ま、こおろぎは
駒大の田中クンひとすじなので、彼がどんなに太ってもいーんだけど。


お尻に火がついているのに明日の夕飯作りながら、これを書く。スペアリブを1キロ半。煮すぎて骨から外れたけど、いやあ美味しいわ。トマト缶とカレー粉なんかで煮たけど、またお手軽方法みつけちゃった。こおろぎ天才だわ、やっぱり。

とうとう新渡戸稲造の武士道、エリアスの文明論にまで手をのばし、日本の社会学者の関連書籍を読破して行き着いたらドイツ語の文献。
つらすぎる。H大学を辞めた理由もドイツ語の文献でいじめられたからだったっけなあ。今回はどうにもならないので手元の資料で乗り切ろう。でもやっぱり英、仏、独は必要と痛感。最近こおろぎの周囲は英語を話すのは当然、フランス語とイタリア語も完璧、という連中が増えた。津軽弁広島弁に函館弁と秋田弁ならなんとか・・・って私もちょいと昔の杵柄に油さすかなっと。

連日真夜中か早朝帰宅する長女からは医学部の興味深い実験の話が聞けて楽しい。
昨日は水1リットル、生理的食塩水1リットルなどみんなで飲んで、おしっこ検査したそうですわ。まちがってすてちゃっておしっこ搾り出した話なんて涙なくして笑えないお話ばかり。それにしても体はった実験するのね。気の弱い青年がぶっ倒れたとのこと。ぬるい食塩水1リットルを一気飲みってのは辛いかも。その点、根性のあるミキコはコンパのつもりで飲み干したっていうから立派。若人もがんばってるんだわ、私も勉強して当然。今夜も徹夜。明日は大学。ヨロヨロっと頑張るわ。

芥川賞、魅力的な女の子が受賞。勘違いしたおっさんじゃなくてホント、よかった!

アメリカで話題の菊池凛子と言う女優さんにも乾杯!

いいぞいいぞ、日本の女の子。さ、こおろぎも限界に挑戦。かつてはかわいい女の子だったんだけど、私、若い日、怠けたので年とってからこんなに辛いのです。蟻とキリギリス。蟻とこおろぎ・・・。