幸ウンの年

madam-cricket2007-01-03

あけましてこんにちは・・・
こおろぎ一家にも新しい年が来た。
なんだかなあ・・・去年はちょっと不思議な年だった。義父の病院通いから始まって、
一年分のエネルギーを3月までに使ってしまったのかもしれない。
いろいろなブレーキが働いて、これまでのこおろぎの勢いとは違う風の中を歩いた気がする。

悪い年だったのではない。素敵な年だった。だけどこれまでとは違った。
ケンケンの不調もあって私の歩き方のスピードが変わった。でもこれこそ必要なブレーキだったのかとも思っている。
後半は特に慎重な日々となり、パリ行きも中止。だがケンケンは幾度もの山を越えてくれた。広島にも東京にも行けたし、札幌のパーティーも猛烈に素敵だった。年末の私の誕生日もケンケン同席。ありがとね!


さてさて、そんな2006年もわが家にはいろいろなことがあった。バイト三昧の長女はずいぶん大人になり、生徒会に立候補する気になるほど立派な札幌っ子になった次女は夏は短い作文が選ばれてオーストラリアに旅立った。彼女はもう一つの作文も文部科学大臣奨励賞という特選に選ばれて来週表彰式。母親も校長も出席させられる大げさな賞をとった。カブトムシは頻繁に海外に飛び、海外での評価がたぶん高くなった。義父は健康を完璧に回復。こおろぎのママも家族の3食を作ってくれる立派な現役の主婦業をこなしてくれている。そしてこのこおろぎは、ちょっと小休止の1年でありました。


でも年末、本来の戦闘モードのスイッチオン。あっちで喧嘩、こっちで喧嘩の大暴走。
われながらいい度胸だったわ。1年間の休眠からそろそろ眼を覚ます時なのかも。


29日、年末の大忙しの日にもかかわらず、こおろぎ生誕記念日のお祝いに男女二人の友人がきてくれた。カブトムシと4人、いつものようにシャンパンとワイン三昧。大好物のチョコレートもお友達から届いて幸せな時間だった。
写真は30日、某ホテルで家族で忘年会。かつての上司がホテルの顧問だったので、こおろぎの誕生日と察して特製のケーキとシャンパンが届いた。こおろぎのうれしそうな顔!

腹の立つことはどっさりある。布団被ってふて寝することもある。
あれもこれも不安で泣きたくなる日もある。
だけど、雨の日もありゃ、晴れる日もあるってもんよね。
こおろぎには不思議な2006年だったけれど、シャンパンとチーズとチョコレートというこおろぎ3点セット三昧で年を越せた。
みんな元気。ケンケンもがんばっている。

ま、前向いてあるくか。年末の「ご立腹事件」の数々ももう触れるのやーめた!

今年のこおろぎのモットーは「形」かな。
形。なんでも形。見えないものを形にする。いいなあ・・・。物理的な形とは限らない。丁寧に丁寧に、手ごたえ感じて暮らしたいと思うのよ。

晦日、幸せに年をとったこおろぎは、元気とりもどしたケンケンを膝にのせて、心静かにひと時すごしました。そのときです、ケンケンが実に立派なウンチを2つしてくれたのは。ホント、写真にとってお見せしたいほど色といい、形といい、これぞ理想のウンチかも・・という立派さ。万歳、ケンケン、不調に苦しんだ胃腸は回復したと見た。
2007年のこおろぎの初仕事はケンケンのウンチのお掃除でした。ね?「形」でしょ。
初の「形」は立派なウンチの発見でした。幸せのウンチで幸ウンか。

1月中旬締め切りの論文を書き始めた。「食卓環境の変遷」という仮のタイトル。
もう真っ青。なのに昨日は今度はお気楽荒井ファミリー新年会。なだ万の懐石料理のあと、おじいちゃまをカラオケに誘った。現役を退き、書道の集いも少なくなったおじいちゃまはもうカラオケのチャンスがないので、カラオケぎらいのこおろぎなのだが時々企画する。いやあ楽しかったわ。おじいちゃまの湯島の白梅、君恋しマロニエの木陰・・など、ちょっとテンポおくれるものの美声。そしてカラオケ大嫌いのはずのカブトムシの兄弟船も夜の銀ぎつねも、またご立派。こおろぎとカブトのデュエット、銀座の恋の物語など、娘二人とこおろぎのママは呆然としてたわ。もちろん第一声はこおろぎの大阪ラプソディーでありました。時間延長して歌い狂ったため、論文は大きく出遅れた。こおろぎの大慌て+大忙しの日々は見事に復活したようだ。

ケ セ ラ セ ラ!なるようになるわ、ホント!