複雑系生活改善計画施行中

madam-cricket2006-10-19


 大嵐の夜。ケンケンは寝ている。へっトヘト。朝からただただ片付けているが進まない。なんでも捨てられる人はやっぱり育つ星が違うのだとつくづく思う。

そんな時テレビで片付けられない病気・・の話題。あらあ・・・私だわ私だわ・・。郵便物も請求書もなくしてしまうし・・・、先送り癖ありだし・・・。ドキっ。猛反省。直せる分部もあるらしいのでちょいと本気で見直そう。


 夜8時、ピアノの先生がみえる。発表会を前にしてマキコの特訓。ベートーベンの悲愴。3階まで聞こえてきた。すばらしい!マキコ、ブラボーだわっ!と思って階下に下りたら先生が弾いていた。やっぱりね・・。
それでもマキコも当初の予想以上に上達した。先生曰く、「はじめから今みたいな集中力でやってくれていたら・・」とのこと。本番まであと2日。古い建物でドラマチックな発表会。来年は私も弾かせていただくかも。


レッスン後、先生とお茶しながらいかにモノと決別するのが難しいか、病的な辛さを話していたら先生から「シンプルライフ」のCDを紹介された。アメリカのベストセラーのCDで2倍速で聞き続けて先生ご自身生活が変わったとか。お茶に参加した長女も片付けられない症候群なので母子で興味津々。


シンプルライフ・・を銘打った本は多いけれど、ちょっと本場モン覗く価値有りかも。


すでに10月も20日。今月の速さは異常。今年もあと少し。大慌て。


写真は9月のおもてなしのクラスの1シーン。ついこの間やった気がするのだけれど来週が10月のレッスン。早すぎる。


朝からせっせと大掃除。その合間に論文の資料を読む。なぜご飯は左で味噌汁が右か。ビールで乾杯、というのはいつから始まったのか、食卓のマナーの色々を調査しているけれど、どのアプローチがいいか困惑。マナーを論じるのは実に難しい。「本当」「本物」は実はどこにもない。

なんでも先送りせず、「すぐ」に片付けるトレーニング開始。捨てる修行続行。処分する力養おう。辛い。実に辛い。複雑な生活が長いので一つの作業を完結させながらいくつもの仕事を同時進行するのは至難のワザ。
だけど・・・。
だから私にはオフもオンもないんだと気が付いた。いつもなにかがオンの状態。
ひとつを完結させる達成感がないままいくつもが同時進行しているのでオフタイムはありえない。リラックスがない。仕事のあとカラオケに行くとか日曜日にゴルフに行くとか、夕方ドームに野球見に行くとか、夜家族とゆっくりするとか、1日、一週間、そんな単位でさえ小さなオフもない。せっかく旭川にいっても結局写真撮ったり、今後の調査フィールドにならないかと考えたり、外食してもあれこれ考えてしまう。。もうたくさんだわ。オフ、オフ、オフを作ろう。そのためにもシンプルな生活のリズム、モノとの関係を作らなければ。


そうしなければ函館にも東京にも広島にも行けない。私が欲しかった教室がやっと見えてきたのだから、私自身に余裕がなければならない。そう、欲しかった教室のイメージがけしてぶれないように維持しよう。この複雑系生活と決別して、大切なものを、しっかり大切にしよう。優先順位を確認したい。


こおろぎの大改革。モノとの対峙はこおろぎの頭と気持ちの整理。

このあいだケンケンのウンチを踏んだあたりから自己変革は着実にすすんでいる。そうこうしていたら2階のトイレがまた詰まった。このトイレ実によく詰まる。わが家には3箇所トイレがあるのでなんとかなるけれど、前回専門家を呼んだら8000円もかかった。「どんなウンチしたの!」と朝から家族を怒鳴る情けなさ。それでいて亀のタッチャンがウンチしたら猛烈にうれしい。タッチャンのウンチは元気の証拠。朝から晩までウンチウンチの日々。

さ、また料理の連載の締め切りが来た。今回はライスサラダにしよう。ちゃんと丁寧に描こう。描いたらちゃんとペンを置いて、ちょっと休もう。それから週末の原稿を書こう。一つ一つ、しっかり確認しながら、元気に函館帰ろう。東京、広島に飛ぼう!あら、元気になってきた。おおきなダンボール4つをリサイクル屋さんに発送して、ゴミ袋5つだしたから、こおろぎ、ちょっとだけ身軽になったからかもね。明日は屋根裏に着手。屋根裏と地下室の本と資料はその辺の短大よりどっさりある。大仕事だわ・・・。