初日

madam-cricket2006-04-13

 朝から獣医さんに行ってケンケンを預ける。まるで保育園。子供たちが小さかったころを思い出した。そのまま病院。義父の検診。異常なし。ドイツ製の杖がいたく気に入っている義父。3本足はいいと絶賛しつつ、ひとたび私に預けたらもう忘れてすたすた歩いていってしまう。しかたなくこおろぎが杖をついて歩く。周囲にじっと見られて気がついた。かなり変だったかも。


 大学初日。昨日必死で作ったパワーポイントの資料とテキスト、ドキドキしながら大学へ。3年前初めて教えた連中が「先生!」と懐かしそうに声をかけてくれる。すでに4年生。早っ。「今年から生命科学も教えるんですね!」「先生の生物、聞きたいなあ!」と口々。残念でしたあ。

 健康栄養学科の学生180名にフードコーディネート論。同じ学生に生命科学、そのあと理学療法学科+外国語学部の学生、こちらもほぼ同数に別の生命科学。タフなこおろぎだった。カブトムシが大変だっただろうと電話してきたが、平気。こおろぎはやっぱり生物学が好き。昔予備校や高校で教えたおもしろくない生物学ではなく、こおろぎ目線の生物をおしえたい。おしゃべりしてた連中もこおろぎの「精子は数で勝負、卵はサイズで勝負!」というわかったようなわからない演説と図で凍り付いていた。ざまーミロ。それにしても高校で全く生物を学んでいない学生と生物で受験した学生が混ざっている。どうしたものか・・・。でも身近かな生物学、考える生物、楽しい生物をめざそう。やっぱり精子と卵、遺伝はおもしろい。英語ができないのは遺伝か環境か、不細工なのは全部遺伝か(これはそのとおりかも・・・・。でも修正可能だし、不細工なりの美もあるわよねえ)、さて半年で奇妙なテキストできるかも。乞うご期待。


 義父の入院とケンケンの病気で大騒ぎの年末年始、千晶ちゃんと書いた論文「テーブルコーディネートの誕生とその機能」が発行になった。すばらしい!ブラボーな内容(だと千晶ちゃんと私は思ってるわけ・・・)。一つ一つ形にしていこう。

 授業が終わったら6時。おおいそぎでJRにのって札幌にもどり地下鉄とタクシーのりついで獣医さんにケンケンを迎えにいった。奴はまた包帯されてふてくされていたが、今夜は元気。」

 仕事しながら新ドラマ「プリマダム」に注目。バレエブーム。こおろぎは今週こそ金曜日のレッスンに行く予定だったが参観日とPTAと重なった。残念。黒木瞳神田うのを意識して頑張る予定だったのに、思うようにいかない。長い目でみよう。

 今でてるクロワッサンはいい。「食の話」。今日授業でその内容を画面で見せた。教科書よりずっといい内容。ぜひ立ち読みせよ!濃いコンテンツ。


 さてとうとう杖までつきはじめたこおろぎだけれどサンプルの保湿クリームは優れものと見た。杖つきこおろぎ、エイジングと闘う日々。次は何に挑戦するかなあ・・・。今夜はケンケンが元気すぎ。また眠られない・・・。エイジングはすすむ・・・・。