復活

madam-cricket2006-04-04

 エイプリルフール、長女は水道からグッピーが出てきた!と騒いで、その頭を疑われて終わった。だが次女は函館の小学校時代の友達数人に中2から函館の付属中に戻ることになったとメール。もちろん私がけしかけた。これがまたお馬鹿なほど純粋な付属のお嬢ちゃんたち、疑うことを知らず、部活の勧誘やらなにやらで大騒ぎになった。うそぴよーンと言いそびれてどんどん広がり、否定するのが大変だったようだ。去年はGホテルのカフェで、私の隣に織田ゆうじがいる・・・と長女にメールしたら、このグッピー娘は疑いもせず友人たちに一斉メール。あわやGホテルに彼女の友人大集合になるところだった。実に嘘はむずかしい。


 今日、リリーフランキー氏が私より10歳も若いことがわかり愕然とした。だが経歴もだめさ加減もかなり私に似ている。何者でもないことを堂々と貫いている。立派だ。勇気をもらった。
 
 村田元という哲学者の古い録画も見た。やっぱり哲学はいい。時間ができたらまた読みたい。
 
 テレビでシューウエムラを見た。77歳の美容家。いい男だわ。かっこよすぎる。愛人募集していたら一番乗りしたい気分。彼いわく、「外見を変えるというのは外側を変えるだけではなくて、中身も変わることなの・;・・。」だって。そのとおり!

 久しぶりにかっこいい♂を見た。感動。

 BSの週間ブックレビューを日曜深夜見るのが至福の時間なのだが、生前の森瑤子さんを見た。彼女は53歳で亡くなった。許されない。どうして亡くなったのだろう。肩パットの入った大きな洋服姿だったけれど、短い髪も大きなイアリングも素敵だった。私は全作品を読んだ。私の読書法は問題がある。大学に入ったとき、三島由紀夫を文庫ですべて読んだ。一日の休みもなく朝から晩までびっしり全作品を読み続ける。福永武彦もそうだった。坂口安吾も、吉行淳之介も、そして森瑤子もそうだった。他の作者を読むことは絶対になかった。その私が小説から離れたのは田中康夫が出てきてからだ。村上春樹のノルウエーの森をよんでがっくりしてからだ。小説との決別は悔いてはいない。学問の本の面白さにそのころから目覚めたのだ。

 体が痛くてつらい日々が続いたが今は元気。

 3月31日、とうとうカルチャースクールの2年目のクラスも最後だった。素敵なレストランだった。別れはつらかったが、これはまたみなさんと、新しい関係ができるということ。もう泣かないで前を向いて歩きたい。美しい生徒さんばかりだった。スタートラインに立った私は思っている。

 掃除も始めた。そして昨日は低血圧で頭痛、吐き気のひどい中、紀伊国屋生命科学の本を眺めてきた。何冊か購入し、すでに2冊読破した。やっぱり生物はおもしろい。

 生物学情報もお伝えしましょう。
 ケンケンは元気はつらつです。人間、トシだ、などとぼんやりしてはいられません。さ、歩きましょ。シューウエムラのかっこよさを目指し、森瑤子の無念さを心に、せっせとまなび、道を探します!