一息

また週末。

ぼーっとしてすごしても
ちゃんとすごしても

また週末、というのがくるから不思議。


古いアルバムに
こんな一枚をみつけて

5月から食卓デザインコース(テーブルデザインコース)の
新年度スタート決意。

ワクワク。


食事学の教科書も
そろそろ私の手を離れそう。

ワクワク。


・・・
いやいやまだまだかかりそう・・
ドキドキですが
がんばり甲斐のある作業です。


さて

こんな展覧会に行ってきました。

え?
なにこれ?!

え?
なになに?

でも、ウチにある!

そんなモノばかりの展覧会。
題して
「国宝みうらじゅん いやげ物展」

札幌パルコ。

4月21日まで。

いやあ
久しぶりに楽しい展覧会でした。



というよりなにより
2年前から武庫川女子大のプロジェクトで研究中の
ある女性の家をまるごと分析するという大調査と
どこかつながるワクワク感。


どうしてこんなモノ、かっちゃった?
いただいちゃった?
捨てなかった?
飾っちゃった?

というモノがたくさんあるものです。


なんでも捨てよう、という
近年の流れに
大きな「アンチ」を叫ぶたくさんの現実を
見事に集積してくれた展覧会。


みうらじゅんさん、
やっぱり天才。


だからなに?
この展覧会ってなに?

と思う人いるかもしれない。


「うちにある!」
という感動だけでもいい。


でも

これが人間だということです。


これが
文化ということです。


おもしろいなあ!


私、大感動でした。



無駄を承知のおみやげを買う行為。


でも
昭和の時代は


旅に意味がありました。

おみやげにも意味があった。



なんでも「おとりよせ」しちゃう時代になってしまって
私はつまらないですね。



わざわざ行って買うところに意味があったわけで。



うわさに聞いた風景を
こんな人形やなんだかわかんないヤスモノグッズで
代理追体験した時代の
なんとほのぼのと
そして
そのアナログな感動の
なんとゆたかだったことでしょう。




去年、大阪府堺市
「かん袋」というお菓子屋さんに行きました。

秀吉が命名したというお菓子一種類しかない。

朝から長蛇の列。

遠方から若いひともたくさん。


ここでしか買えない。
今日中に食べてください・・


その意味の大きさ、深さ。


同じく堺市の小島のけし餅も美味しかったなあ・・・


そのできたてのおいしさ、
その町を散策して
一息つくお茶のおいしさと
お菓子の歴史




とにかく
便利さとひきかえに失ったものの大きさに
愕然としたのが
去年の堺市でのひとときでした。



このみうらじゅんさんの「いやげ物展」から
受けたたくさんの「大感動」を
私、今年からの仕事に生かしていきたいと思います!




それにしても
札幌市で
私ほどこの展覧会で興奮した人、いなかったと思う!



私も
きっと
遠くない日、こんな展覧会、しよーっと!
ご期待ください!



さて
どんなに感動したとして
この写真で終ることはできないので
ちょっと素敵なワインをご紹介します。

ラベルがありません。

ビンの口にはこんなラベル。

なんとも素敵。

タグが新鮮。そして話題のワイン。

微炭酸の赤ワイン。
ピエモンテ バルベラ タグ&ストリング。

大人っぽい淡々としたすっきりとしたお味。


テーブルのイメージがナチュラルになるから不思議。
昨夜は 南蛮味噌つけたキュウリと
帆立の紐の炒め物と
味つけ間違ったダイコンの煮物しか
ないワインタイムでしたが


炭酸もうれしい一本でした。

プレゼントにはうれしいワインじゃないかと思います。

知らなきゃ買えないタイプのワインですが
ぜひぜひおすすめしたい
ルックスもおしゃれな一本です。



いろんなことがありすぎる日々ですが
わが家の犬は
これ以上汚くなれないほど
汚れています。


本当は白くて
赤い首輪もかわいいはず・・・


こんな感じだったはず。

キレイなときは
こんなフーだったんですけど


今は使い古したダスキン以下。



でも
近くキレイになる予定。
そして大人気アーチストのモデルになる予定。

こちらもご期待ください!



ゆたかな食生活ってなに?
ゆたかな暮らしってなに?


そんなことを
みうらじゅんさんの展覧会と
目下執筆中の『食事学入門」に苦戦しながら
つくづくと考える日々です。



今日、余市さくらんぼ農園「エルカンポ田中」さんと軽い打ち合わせしました。
ワクワクっ・・
今年ははやーい段階でご案内できそうです!



楽しいことをデッカっく思い描いて
言葉にしてつぶやいていれば
きっと現実になるといいます。

そう信じて
日々、しっかり前を向いて
来る一週間も
元気にすごそうと思います。