猛吹雪

三日三晩、猛吹雪。

三階の仕事場から見る雪は
降っているのではなく
舞い続けています。


先週後半から
アレルギーが多発(?)して、
くしゃみやら何やら不調。

早期投薬治療で
ほぼ復活。



春が待ち遠しい日々。

先日の横浜、ホテルの入り口に春の花たち。


私は、グリーンが好きです。

花よりみどり。

どっさりのみどりとちょっとだけ花、それがいい。


カラジウムの仲間はどれもドラマチックな形をしていて素敵です。


室内で育てるのがおすすめの鉢は

グレープアイビー

スエーデンアイビー


ともに
いわゆる蔦の仲間じゃないのですが。

ワクワクするグリーンです。


ハートカズラ
グリーンネックレス

常備(?)したいグリーン。


外は吹雪、目の前には書物、
パソコンには書きかけの原稿、
〆切のある諸種書類が山。

ため息。


でも仕事、というのはそういうものです。

やりたいことだけやってる人に会ったことない・・・・

ってことないか。


やりたいことだけやろうとしていた人、知ってますわ、何人か。

彼ら(男性たち)はみんな、ガールフレンドや配偶者に去られました。
これ、歴史上の事実。


やりたくないことができるひとが
やりたいこともしっかりできるということです。

これ、本当に事実。



吹雪でも
嵐でも、仕事ならなんでもやるわけですからね。


ぬくぬくとしたいことだけしていようなんて

む、り。




さて

オリンピックが華やかです。
勝っても負けても
その人たちの背景のストーリーが話題になって
勝ちも負けも、それぞれがいっそう美談、感動になります。


さきごろの作曲の「偽造」の作者とて
ストーリーがあればこその名曲だったのかと思えば、

私たちの聴く力のなさだけが暴露された切ない話しになり、
同時に
本当に名曲だったかもしれないのに
ストーリーがなければ
売れるものも売れないとしたら


なんだか本当に切ない限り。



大きな努力もなく恵まれた環境から出た天才は
もしかしたら評価されない、のでしょうか・・・・・


きっとそういう人もいるのでしょうけれど。




とりわけ、日本人は苦労話が好き、
他人の不幸が好き。



そう
最近話題だったSTAP細胞の発表が騒々しくなっています。
写真の使い回しだとか、
単純ミスだとか、


ここでまた
こおろぎセンセーはため息。


単純ミス、ってないでしょう。


消し忘れてた、ってこと、ないでしょう。


あるとしたら、それを指摘できなかったあちこちの組織、関門って
機能していないってことでしょう。


論文は、筆者に確認すればすぐにわかることです。


なんだかモタモタしているようで
愉快ではありません。


こおろぎやこおろぎの仲間の学者たちは、
こんなに些細な文章や書類で
日々、何を書いても、考えても、間違いはないか、問題はないかと
時間をかけて詳細に見て検討しているのに


なんなんでしょう、この話題・・・。



あ、まちがえました、
あ、けしわすれました、すみません・・・って

そんなはずはないので、
すみやかに
明解に、
正しい研究結果ですよ、と言っていただかないと



困ります。


あんなに喜んだのですから、ワタシ。



もし、間違いだったら
なぜそんなことが起こったのか、
それも含めて
明解に言っていただかなければ

ワタシごとき巷のセンセーも

なんだかとても困ります。





最近、
いろんなところで
簡単に詫びて終ることが多くて
ちょっと困惑することが続いています。


詫びてもすまないことがあること


大人は知らなければならないのではないかと

そう
思うのです。





面倒なことをあれこれ考えているのですが

さて同居している犬さんは
猛吹雪の日々、長時間の散歩ができず
体力をもてあまし、
ちょいと頭もいいので
あれこれ新しいゲーム(?)を考案中。


中二階の縁にボールを置いて
注目されてから
鼻先で転がり落として、アホな飼い主に拾わせて投げ返させるという
新手のゲーム。
このボールも、3個100円のビニールボールではなく
猛烈に弾む硬式テニスのボールを選んでやるのです。




実に上手に同じ位置にボールを置きます。

完璧に置いたら、
階下でパソコンにかじりついているアホな飼い主を
吠えて振り向かせ、
ほいっと鼻先で転がり落とすのです・・・・


なんでしょ、あまりに巧みで
しかも
飽きずに続けるその根性に
ちょっと感動。


それでも
さすがに
時間に余裕のないアホな飼い主は
早々に飽きるわけで、無視していたら


犬もいつのまにかいなくなっていました。


賢いよなあ・・・・・


うちの犬はミス、しないよなあ・・・

飽きずに勤勉に?遊ぶよなあ・・・

犬に学ぶ昨今です。