近況

写真、本日は掲載可能。
ホッ。

久しぶりのブログに
実にふさわしい一枚。

先日、神戸のデパ地下で見つけました。

これって、一般的?

キャラ弁研究家としては言葉をなくしました。

テーブルコーディネートの研究で今修士論文執筆中の
INOUE-MAMIKOさんといっしょだったのですが

ふたりで思わず立ち止まったのでした。

キティちゃん、がんばりすぎとちゃいますか?

試しに買って、大学の研究室で試食しましたが
なんとも食べにくいお品でありました。

「顔」を食べるのって
心地のよいものではありません。

キャラ弁の多くは「顔」。

この感覚、ちょっと重要な視点かもしれません。




さて
こおろぎは健在。
足腰、相当痛いのですが
それは
ベッドルームがあるのに
わざわざ板の間に布団を一枚敷いて寝ているからかもしれず
なぜそんなことをしているのかといえば

こおろぎ、強度の閉所恐怖症かもしれず、
天井が高く、窓がどっさりあるところ・・
といえば
天然記念物のような古いテレビのまん前。
そこでガンガンテレビ見ながら寝る・・・という日々。

天窓からサンサンと太陽が照りつけ、
こおろぎはこの数年、自宅にいながらワイキキ状態の日焼け。
夏場はまぶしくて目が覚めるのです。


まあとにかく、尋常じゃない生活が続いていますが
元気です。

ハイヒールとミニスカートが危なくなったら
引退。

いや、ミニスカートはすでに危ないのですが
ファッション業界の友人が
こおろぎセンセーは90歳までミニスカートでいい!と
おだててくださったので
真に受けることにしました。


とにかく元気です。
早朝の番組も楽しくごいっしょさせていただいています。
話題満載で素敵な皆様とごいっしょ。
美女の間で、相当辛いのですが
これもまた試練とあきらめ、
年の功というやつで存在させていただいています。


ゴールデンウィークなど
微塵も実感なく、
ただただ学会発表の資料準備やらなにやらで
終わりました。
ご町内をウロウロしただけ。
これが平和、幸せってもんです。



こおろぎの仕事は
実に説明が難しいのですが
生活屋です。

人間はおもしろい。
時にとても残酷で
哀しく
時にとても優しく
なにより
文化を手にした唯一の動物。
その仕組みを知り、
その文化を知る、

まあそんなことです。


中原淳一さんの業績を眺める時間が長かったのですが
生活全般のデザインを概観し、具体的に提案なさった
その幅広さには驚愕です。

どの絵も素敵。


こんな絵画を見つづけていると
ついお化粧も濃くなりそうです。

土台が違うので塗っても描いてもどうにもならないのですが

きちんと装う、ということの意味を
忘れてはならないと
心ひきしまる思いです。


こおろぎ、心身ともにそうとうシンドイ
1週間になりそうですが

キリキリしないで過ごそうと思います。

たとえ、タクシーの運転手さんが
何を言っても答えてくれず
10回目くらいに
「聞えてます?」と大声で聞いたら
「は?聞えてるよ!」と怒鳴られたとしても


こおろぎの授業を全部メモして
自分の授業でそのまま講義する先生がいたとしても


ホットチリチキンだったかしら
辛口のフライドチキン、たった1個残っていたのを
ワクワクしながら買ったのに
それを床に落とすローソンの店員さんがいたとしても


せっかく植えたパンジーの苗を
カラスにつつかれたとしても


裏のIさんちのドラ猫が
こおろぎの「猫の額」の庭でオシッコをしたとしても

意を決して買った、生食用の1個50円につくたまごのケースを
車から降りるとき、ぶつけて3個も割ったとしても

大事なカシミヤのディオールのセーターを
アホ犬りきまるが齧って穴をあけたとしても


デパ地下で
知らないオッサンに
「どこかであったけど、どこだった?」と
しつこく聞かれたとしても


地下街で
「荒井センセーですよね?
もっと大きい方かと思ってました!」と
ご立派なご体格の、ハンプティダンプティ似の
マダムお二人にお声をかけていただいたとしても
しかも
何度も何度も
「本当に小さくていらっしゃる」と繰り返し言われたとしても


こおろぎは
心穏やかに、ニコニコ暮らそうと思います。
偉いっ!


少し大人になったのかもしれません・・・
遅いっ!


こおろぎ組に素敵な1週間でありますように!

追申:おいしくないお米に遭遇。
どう炊いてもおいしくない。五穀米を混ぜてもおいしくない。
そこで、五穀米入りで炊きあがったところに
強めのハーブソルトをしっかり振って、バターも混ぜ込んだところ
猛烈においしいハーブご飯ができました。

人生、絶望してはいけないんだわね・・・と
コロ介と、そのご飯にホワイトシチューをかけていただいたのでした。
めでたしめでたし・・・