ひな祭りっ!めでたしっ!

こおろぎ組のみなさま
本日は
上巳の節句でございます。
こころからお祝い申し上げます。


生活美学、生活文化学を学ぶこおろぎ組のみなさまは
この
わが国の五節句の二つ目でありますところの
上巳の節句
どうぞ大切にお過ごしいただきたく存知ます。


たまたま桃が咲いちゃったりするので
桃の節句といわれます。

そして
桃には古くから霊力があると信じられておりますし
大変強い木なので
ちゃっかりこの節句と結びついているようです。


女の子に特化した祭りでは
従来なかったのです。


従来、というのは起源の中国では、ということです。

昨日、久しぶりに中国人の云先生にお電話して
確認しました。

厄除け等、深い深い思いを込めての祀り事が起源です。


雛人形とは厳密には結びつかないのだろうと思います。

流し雛、これが本来です。

人の形を作って、子供たちの厄や災い等を
ぜんぶ背負わせて流す・・・


なんとも心優しい親心。
だから、一人の子どもに一人の人形が必要だったのに


段飾りの雛人形
一人に一組用意するのが「本当」だなどと、

ああ、
そんなはず、ありませんから!


昨日の番組では
お内裏さまの右左についての話題があって


ころおぎさんはどう並べますか?と聞かれて

「毎年いろいろ!」と答えたこおろぎでした。


昭和天皇が即位されたとき、西洋式に天皇様が
向かって左に立たれたので・・・という「正しい説」が
ありますが

さて

どんな理由で
ひな壇のお内裏様が
「西洋式」である必要があるでしょうか。


恵方巻についてもそうですが

本当に
摩訶不思議な
「正しさ」がまかり通って
こおろぎは首がクルクルまわります。

番組では
司会のヒロさんが
「こおろぎさんは・・」とご説明くださり
こおろぎも
広島県に住んでたので・・」と続け、
「本来は段に飾って眺めるだけでなく
遊ぶお人形が起源だから・・」と

小さい声・・・でちゃんとお話しておきました。


お雛様をすぐに片付けなければお嫁に行けない・・
と言われることについて、

番組の打ち合わせのとき

「私の両親は2ヶ月くらいだしっぱなしでしたけど
私、2度も結婚できました!」と
申し上げたら

ディレクターさんが
「そ、そ、それはおっしゃらなくても・・・」ですって。

残念。



さてさて
これでやっと春の予感。

景気のよさそうなチロルチョコを並べておきます。


こおろぎ、胃カメラ飲んできました。
連日、多忙にもかかわらず、ワインだビールだなんだかんだと
飲み続けていたので
たまには胃カメラでも飲んでみましょう・・・というわけでもないのですが
特にどこも悪くないのですけれど


名医の予約がやっと取れたので
意を決して2度目の挑戦でした。

前回の胃カメラの時は、麻酔するから、と言われたのに
ベッドでイヤだ、怖いと大騒ぎして
「そんなにおっしゃるなら、飲みます!」と大の字になったところ、
「すでに検査は終わってますよ・・」と
看護婦さんとお医者さんに大笑いされたという恥ずかしい逸話。

つまり

検査の前後の記憶が入り乱れ、
わけがわからないうちに
検査が終わっていたという奇跡的な検査でした・・・。


そして
今回もまた

それに近い状態で

本来の鎮静剤では絶対にだめだとご判断なさった
病院側の
過分なご配慮で


「デッカイ方を使って!」と名医が名看護師さんに指示。

「多いほうですね?」と名看護師さんが名医に確認。


「そう、どっさりね!」と名医。


ドキドキドキ・・・・


袋のネズミ、
まな板の鯉
井の中の蛙・・・あ、これ違う。

とにかく
ドキドキ。

喉の麻酔だけは我慢して
ゴックン・・・


名医が太い天敵・・じゃない点滴開始。

「ドキドキしてきました・・」と気弱なこおろぎ。

「でしょ?」と超笑顔の名医。

「大丈夫ですか、私・・」とアホなこおろぎ。

「だって怖いんでしょ?」と名医。

「はい・・・このまま眠らせてください・・・もう目が覚めなくていいです・・」

「そお?」と名医。

「お世話になりました・・」と泣きそうなこおろぎ。

「いつもこお?」と名医。

「いつもって?」とアホ。

「いつもこんな怖がり?こんな感じ?」と名医・・・


のあたりで美味しいモノどっさり食べてる夢を見て


「さ、あちらで休みましょうね・・」という美人の看護師さんの声で
気がついたのでした。

先生が
かなり奇妙なこおろぎの胃の写真を見せてくださり、
少々爛れているところがあったので
ちょっとつまんでおいたので検査しますね、とお優しい。

前回はピロリ菌大発見だったので
お薬で退治した・・・のですが
そのお薬が辛くて途中でやめたこおろぎ。


「あの・・・ピロリ菌たちは
まだ何匹もいましたか?」とおそるおそる聞いてみました。


「何匹もいたかって?!・・・数えなかったなあ・・気にならなかったなあ」
と素敵なおこたえ。


こおろぎはピロリ菌は
バイキンマンの姿をしていると固く信じているので
どうしても一匹二匹と数えたい。

たぶんこの馬鹿さ加減を理解されたらしく
ひっひっひっ・・・とひきつりながら

「そうねえ・・何匹いたかなあ・・・大丈夫だと思いますよっ!」と

予約のとれない行列のできる内視鏡内科の超名医、
笑いをこらえて

「歩けますか?!ちょっとおとなしくしていてくださいね」。




他の患者さんはすぐに歩くのに

過保護で太い点滴で眠らされたこおろぎはこの度もまた
大袈裟に車椅子で移動。


「とにかくじっとしていてくださいね・・・」と
寝せられて

再び起こされたのは何と2時間半後。


こうしてこおろぎは
こんな胃カメラの場面でも
多くの方がたをお騒がせし、
そうとう恥ずかしい思いをしながら
生きております。


こおろぎ組のみなさまの
ご健康とご多幸を
こおろぎ代表して祈り続けてまいります。
近く伊勢神宮にも参る予定がございます。


上巳の節句、バンザイ!
健康バンザイ!
幸せになりましょうっ!